ネパールの自然 :
ネパールの総面積は147,181平方キロメートルで、国境の東、西、南はインドと、北は中国チベット自治区と接しています。最低標高はジャパ郡のカンチャン・カラン(Kanchan Kalan)で海抜70m、最高標高点は言わずと知れたエベレスト山頂の8,848mです。東西の横幅は800km、南北の縦幅はわずか230kmの国です。
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ネパールの祭祀行事

ネパールの祭祀はすべて、何がしかの宗教的な行事や、家族の晴れの日を祝う行事などを、その起源として持っています。 この影響もあってネパール人にとっての宗教は、常にネパール文化に影響を及ぼし、その中核をなす存在であり続けました。

ネパールで行われるほとんどの祭祀行事は宗教的色彩の濃いものですが、それぞれの祭祀行事が最も重んじている面に注目すると、一般的に次の5つのカテゴリに大別することができます。

宗教的祭祀行事  これらの行事は特定の神や女神をたたえるためのものです。例えば、 女神ドゥルガー(宇宙の母神とされ、カーリーの名でも知られる)の祭りであるダサイン、シバ神の祭りであるシバラトリなどです。

歴史的事実に基づく祭祀行事  歴史上の重要な出来事を記念するために祝われるようになったものです。例えば、ガイジャトラはマッラ王朝時代の王様ジャヤ・プラカシュ・マッラにより世に広められたものです。

農耕的祭祀行事  ネパールは農業国なので、種蒔きや収穫などいろいろな季節の節目として、ラクシュミ・プジャのような祭祀行事が多々あります。

季節・時候的祭祀行事  ある特定の季節の到来を祝って祭られます。ホーリーやファグと呼ばれるお祭りは、色とりどりの季節、陽春の高揚感を楽しむお祭りです。

神話・伝承説話的祭祀行事  これらのお祭りは、信頼できる歴史的な記録というよりも、神話や伝説に基づいたものです。ガンタカルナもまた伝説に基づいた祭りで、伝説上一番恐ろしいといわれる怪物・ガンタカルナを退治したことを祝う祭りです。

こうしたお祭りや祭祀行事を通して美しく豊かなネパールの文化を知る方法も、興味深いものです。ネパールではこれらのお祭りの間、それぞれの祝祭の目的に応じた舞踏舞踊、歌謡、その他様々な文化的パフォーマンスが開催されます。これら文化財はお祭りをさらに興味深く、楽しいものにします。お祭りのパフォーマンスに自ら参加したり、周りの人が楽しげに歌い踊るのを見たりすれば、お祭りはさらに楽しいものになります。ネパールではどんな場合であれ、祭祀行事とはただ人々が集まるだけの退屈なものではなく、そこにある何かを追い求める、生き生きとしたものなのです。