高原避暑地

ネパールにおいては、国内各地の標高にかなりのバラつきがあることが一般に知られています。その高度は海抜100m弱から地球の頂点(エベレスト山頂、8,848m)までの間で変動します。このためネパールは青々とした緑の草原から穏やかな丘陵地、さらには世界で最も深い峡谷や、天を突き刺すような数多くの高峰を有する山岳国となっています。その中でも高原避暑地として有名なのは、バンディプール、ナガルコット、ドゥリケル、タンセン、ゴルカなどです。

バンディプールは、趣にあふれる路地と魅力的な雰囲気が漂う、古くから交易で栄えてきた町です。カトマンズポカラハイウェイ沿いにある、カトマンズから135km地点の町から南へ20分ほど入った所にあるバンディプールは、長年にわたり、その文化的な特質を保って来ました。 ナガルコット(カトマンズの東32kmの丘)は、バクタプル郡内では最も眺めの良い観光地の1つで、天気が良い日には素晴らしいヒマラヤの日の出が見られることで有名です。ナガルコットは、エベレスト山をはじめ、頂上に雪をかぶった東部ネパールのヒマラヤのピーク群を見る最高のポイントの1つとして有名になりました。 ドゥリケルは、アルニコラジマルグ(カトマンズコダリハイウェー)上にあり、カトマンズから東30kmに位置する古くから観光で栄えた、これも眺めの良い町です。ここからヒマラヤ山脈の全景を見渡すことができます。 タンセンは海抜1,372m、ポカラからルンビニ(仏陀の発祥地)に向かう道上にあり、チトワン国立公園からもそれほど離れていません。スリナガルの丘の南腹上に位置する町です。 ゴルカは、歴史的にも重要な、一大観光地です。18世紀にネパールを統一して王国を築いたプリティビナラヤンシャハ王は、ここゴルカで生まれました。ここからも雪を頂いた山々の全景がきれいに見渡せます。