カプタッド国立公園

カプタッド国立公園は、極西部山岳地域に位置するネパールで最も新しい国立公園です。面積225平方kmの公園は、バジャン、バジュラ、ドティ、アチャムの各郡の郡境にまたがった形になっており、標高約3000mに位置し森林と草原で覆われています。針葉樹林と広葉樹林が入り交じった森林帯は、かつて西ネパールの山岳地帯の多くをカバーしていた植生の、数少ない優れた実例と言えます。森林では、背の高いモミ(fir)、イチイ(yew)、シャクナゲ(rhododendron)、オーク(oak)、竹(bamboo)及び低木が混在し植生しています。

この植生体系が、クマ(bear)、ヒョウ(leopard)、吠えジカ(baking deer)、ジャコウジカ(musk deer)等の動物に加え、テイオウキジ(impeyan pheasant)、ミヤマハッカン(koklas and kalij pheasant)などの鳥類の生息地としても、良い影響を与えています。この国立公園は、ネパールヒマラヤ山岳地帯の生態系をそのままに残す数少ない特別地域と言えます。国立公園の北東部にある小さく静かな湖と湿地帯地域をカプタダハと呼び、毎年7月から8月の満月の日に、シヴァ神を敬うためヒンドゥ教徒の人達がここを参拝する、宗教的意味のある聖地とされています。ここにはネパール中で知られ敬愛されている行者・カプタババが住んでいました。

入域料金
ネパール人:無料SAARC諸国人:100ルピーその他の外国人:1,000ルピー

行き方
最も簡単な方法は、空路ディパヤル、チャインプール、サンフェバガールまたはコルティへ飛び、数日のトレッキングで公園へ入るルートです。また、ダンガリーからシルガディまで車で行くこともできます。カプタッド国立公園を訪れるベストシーズンは、3月~4月、10月~11月です。ハイキング、キャンピング装備、食料、ガイドが必要になります。カトマンズのトレッキング会社を通じて手配できます。

特記事項
10歳未満の子どもは入園料不要。

入域料金は、国立公園及び野生動物保護管理オフィス(Phone:4220850)の統括となり、山岳地域の国立公園入域の場合は、ブリクティマンダップのNTBに隣接しているACAPカウンター(Phone:4222406)にて支払う事が出来ます。他の国立公園に関しては、国立公園ゲートにて支払います。