アクティビティ
アンナプルナ・サーキット

エベレスト山域のベースキャンプルートに相当する、アンナプルナ地域のクラッシックルートといえばアンナプルナ一周(アンナプルナサーキット)です。ヒマラヤの麓の亜熱帯平原とトランスヒマラヤ山脈(=ヒマラヤの向こう、ヒマラヤの彼方、の意)に位置するマナンを通り抜け、最高高度のトロンパス(5,416m)を越えてムスタン渓谷に入る、というアンナプルナ山塊の周りを回るコースです。トレイルはその後、地球上で最も深い峡谷を流れるカリガンダキ川に合流します。

カトマンズを出発してポカラで解散するまで15~22日間かかります。トレッキングにはACAP(アンナプルナ保全地区プロジェクト)からの許可証が必要となります。ほとんどのトレッカーは、カトマンズからバスで6~8時間のベシサハールまで移動し、トレッキングを開始します。
 
ベシサハールから小さな市場の町クディまでのトレッキングルートは、まだ工事が終わっていない場所がところどころにあります。トレッキングの最初の数日間はマルシャンディ川に沿って進みますが、この地域はグルン族をはじめ、たくさんの民族グループが共存している緑豊かな渓谷です。空を覆うほどに広がるアンナプルナとマナスル山脈や、数え切れないほどの高い滝が、マルシャンディ本流に流れ込んでいる光景に出会うことができます。

道はマナンからアルペンに広がる牧草地を通ってトロンフェディの小さな簡易ロッジまで続きます。翌日は次の宿泊地であるムクティナートへの、長い長い下り坂が始まるトロン・ラ(峠)に向けて出発です。ムクティナートはヒンズー教徒にも仏教徒にも非常に人気の巡礼地であるため、かなりの簡易ロッジが立ち並んでいます。ムクティナートからは西にダウラギリ山脈、北にムスタン高地の丘陵が見えます。ここからトレイルはチベット系民族が住むジャルコット村とエクレバティ村を通って下って行き、最後にタカリ族の居住するカリガンダキ川の河畔に達します。