国際山岳博物館

ネパール山岳協会(Nepal Mountaineering Association; NMA)によってポカラに設立された国立山岳博物館には、山岳地域の発展の歴史や世界の山岳活動などの記録や資料、年代記その他の展示品が置かれていますので、是非訪れてみましょう。設立の主体はNMAですが、世界中の山岳関係団体や個人の方々からの多大な協力を得ており、山と山に関する活動、および岳人たちに関連するあらゆるものが展示されています。展示は【山の人々】【山】の二つのセクションに大別されています。

展示ホール

「山の人々」のホール:山に暮らす人々の伝統、文化、慣習、遺跡や暮らしぶりなどを紹介しています。

「世界の山々」のホール:
標高8千メートルを越える14の山々(Eight-thousandersと呼ばれる)やヒマラヤ地域の動植物を紹介し、地球上の山々の成り立ちの歴史を地理学的に説明しています。いくつかあるセクションのうちのひとつは、クマール・カドガ・ビクラム・シャハ(NMA元会長)やトニー・ハーゲン(イラスト・写真による解説が満載の解説書『ネパール』を出版した著名地質学者)、河口慧海(1899年ネパールに始めて入国した日本人)、ハルカ・バハドゥール・グルン(地理学者にして人文学者、執筆家、開発プランナー。初代ネパール観光大臣)等をはじめとする重要人物に捧げられています。

「山岳活動」のホール:
ここでは山岳地域やトレッキングにおける歴史的に重要な登頂や探検を詳しく解説しています。登山用品や登山に必要な一般的装備の発展の様子がわかるショーケースもあります。