主な都市

首都カトマンズは「家屋よりも寺院の方が多い」とも言われ、365日を超えるとされるほど祭礼の数も豊富です。7つの世界遺産と共に、カトマンズ盆地そのものが文化世界遺産に登録されています。カトマンズはモダンな現代都市でありながらも観光客が好む伝統文化を残し、独特の町の活気に溢れています。国の行政首都であるだけではなく、伝統文化及び天然資源の空域とも言えます。世界遺産である3つの旧王宮街、カトマンズ、パタン、バクタプールと、パシュパティナート、ボダナート、スワヤンブナート、チャングナラヤンは、カトマンズ市民は言うに及ばず、全世界の関係者から最も崇敬されている場所です。

カトマンズは、他の南アジアの都市と比べてさほど大きくはありません。パゴダ、石作りの小道、古い彫刻窓、石作りの聖堂などが綿々と続く、様々な人生ドラマの背景をなしてきた街カトマンズは、古式ゆかしい魅力的な街です。ここでの経験は全てが驚異的であらゆる風景が魅惑的、そして気候は快適です。

 ここには祝福の微笑みをたたえる生き神、クマリが住んでいます。また聖典の記載を基にサイコロを転がして未来を予知するラマの生まれ変わりもいます。冒険好きなら、かつて人食い鬼が住んでいたという伝説の場所への散策もお楽しみ頂けます。ほかにも王宮裡の未だ見ぬ隠れ庭園、奇跡をもたらす宮殿の中庭、仏陀が実際にその足で訪れた街などなどもあります。

 ネパール中西部に位置するポカラの自然美は、多くの人々を魅了し続けています。「魚の尾」と言う意味のマチャプチャレ峰と共に、壮観なアンナプルナ山塊が雄大な背景をかたち作っています。加えて、フェワ湖、ルパ湖、ベグナス湖という3つの穏やかな湖があります。 ネパール南西部に位置するルンビニは仏陀の生誕地であり、世界遺産の一つに指定されています。アショカ石柱に刻み込まれた碑文は、この聖園が仏陀生誕地であることを立証しています。ルンビニは、国際支援によって多くの芸術的な寺院と僧院が建てられています。

 ユネスコは、ヒマラヤの麓のインド・ネパールにまたがって広がっていたタライ地方のただの草原地を、手つかずのまま残された貴重な自然資源として違う角度から光をあてて見直し、復活させました。チトワン国立公園は、世界自然遺産に登録されており、特に、豊かな動植物に恵まれていることで知られています。また、この国立公園は、絶滅の危機にある一角アジアサイやベンガルタイガーの住む最後の生息地の1つとなっています。